犬種によってドッグフードの適量は違う

犬に食事を与える際、犬の年齢、犬種に合ったドッグフードを与えることも大切だが、その与える量も重要である。
1日の食事量は、パッケージに記載されている数値を目安に、犬の体調や体型を考えて調整する必要がある。

1歳未満の子犬は、生後1年で成犬となるため、成犬の約2倍の栄養が必要である。
栄養不足となると、しっかりとした骨格、筋肉の形成が行えなくなるため、子犬の食事は、一般のドッグフードより栄養価の高い子犬専用を与える必要がある。
生後42日までは、授乳期なので、母乳または代用乳を与え、離乳食は、1日3~4回に分けて子犬専用のものをお湯でふやかしてやわらかくしてから与える。
生後3ヶ月からは、ドライフードをそのまま与え、7ヶ月からは、1日の食事回数を2回に増やす。

1歳を過ぎ6歳までの成犬には、一般的なドッグフードを1日1~2回に分けて与える。
成犬の中でも、小型犬や運動量の多い犬には、エネルギー消費量が一般の犬よりも多いため、中でもたんぱく質の含有量が多いドッグフードを与えると良い。
肥満が気になる犬については、カロリーが少なく食物繊維を多く含んだ肥満犬用を与えると良い。

7歳以上の高齢犬は、運動量が少なくなり、また、消化器官も衰えてくるため、成犬と同じ食事を与えると、肥満体型となり、内臓疾患にもなりやすいため、カロリーが少なく、食物繊維を多く含んだものを与えると良い。
歯が悪くなった老犬はドッグフードをお湯でふやかし、食べやすくしてあげる必要がある。
また、足腰が弱ってくるため、出来ればグルコサミンやコンドロイチンが含まれているものを選ぶことで、関節を強化してくれる。

犬に食事を与える際に気をつけたいこととして、犬に食べさせてはいけないものを知っておきたい。
玉ねぎは赤血球に対して強い毒性を持っており、玉ねぎを食べてしまった場合、ひどい場合には急激な溶血が起こり、急性の貧血を起こして死亡してしまう可能性がある。
また、牛乳は乳糖を多く含むため、体内で消化しきれない場合があり、下痢を起こす原因となる。
特に、消化器官が未発達の子犬は注意する必要がある。

いくらバランスの良い栄養素が含まれているドッグフードも、必要以上に食事を与えることで肥満の原因となったり病気を引き起こしやすくなる。
犬の種類や年齢、体調を考慮し、適切な量を決めたい。